エアコンの風に吹かれて~2011・梅雨~

こんばんわ。エアコンの風に吹かれ風邪引きかけたHARUです。


昨日の夜は果てしなく暑かったですね。
雷も鳴ってたし、雨もゴーゴーに降っていたし、
そしてなんと言っても

暑かった。

ですね…。


エアコンの風が苦手で基本的に窓を開けて寝るのですが、
昨日は流石に無理でして、エアコン＋扇風機の中でスヤスヤ寝ていました。

心地よく眠りについた訳ですが、
起きたら何となく喉が痛い。
寒気はしないけど、寒い。

「やばいな〜」

と思いつつ開店準備していたら
鼻水は止まらない、喉が腫れてくるの
明らかに風邪じゃないか！症候群。

事務仕事なんぞしながら鼻かんでいたら
入り口から受付がすぐなので、
土日に混むやながせ倉庫のお店の前を通ったお客さんと、
目が合い鼻をかんでいる姿を笑われる始末…。

恥。

いやいや、私は鍼灸師。
自分の体くらい自分で管理しな！！

というわけで、自分治療。

鼻水＝肺が冷えた症状。


エアコンの心地よさは実は体を着々と冷やしていたんですね。



体の周りは体毛（うぶ毛も含む）で覆われています。

その体毛の周りには「衛気(えき)」という気に包まれています。
「衛」という漢字は「まもる」とも読めるように
体全体を守ってくれています。

体表面だけではなく衛気は内蔵に至るまで全身くまなく分布しています。

この「衛気」の働き
・肌表面を保護して外邪の侵入を妨げてくれます
・汗腺を開閉することにより体温調節をはかります
・内蔵を温めます
・肌、うぶ毛が乾燥しないように潤わせてくれます


以上な働きをしてくれる衛気にずっと風が当たっていたら、
衛気はだんだん弱まってしまいます。

そうすると働きも弱まるので、
最終的に体が冷えて、
まもる気も無くなってしまったので「悪い気＝外邪」が入りやすくなってしまう。

そうして出てくる症状が私の場合、
鼻水、くしゃみ、若干の寒気、喉の腫れ。
だったのです。


その症状を１つの臓器に当てはめると、肺になります。


その肺を温めるべく、中府(ちゅうふ)というツボにお灸をしました。

そして元気の関所、関元(かんげん)にもお灸。

喉の腫れを取るには合谷(ごうこく)にもお灸！


後は首と肩の付け根あたりをたたいたり、引っ張ったりして
流れを良くしてみました。



しばらくしたら鼻水と喉の腫れは引いていました！


ホントデスヨ！


つくづく鍼灸ってすごいなぁーと実感致しました。

やはりちゃんとツボはあるんです。


次回はツボって結局なんなの？ブログにしようかな。


簡単に言えば線路の駅みたいなイメージです。




また長くなりそうなので今日はこの辺で…。




明日も雨でしょうか？

「湿気」も立派な「外邪」です。

うまく付き合っていきたいですねー、ほんと。




ではでは！